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2017-11-09

「another life.」イベントに代表取締役 柴田が登壇しました

2017年10月17日(火)渋谷BOOK LAB TOKYOにて、”一日だけ、他の誰かの人生を。”をコンセプトとして、様々な業界で活躍される方の人生を紹介するWEBメディア「another life.」主催のイベント『another life. Future Life Style #5 「食との新しいつながり方」を味わいながら考える | トークセッション・地域発の商品の企画考案ワークショップ』に、弊社代表取締役 柴田雄平が登壇いたしました。

「食との新しいつながり方」というテーマの元、普段なかなか接点のない生産者と都会の生活者のパイプ役として活動している高本絢子氏と共に、生産者・消費者、売る側・買う側の立場に立ちながら、多方面から「食」についてお話させていただきました。

 

下記、簡単ではありますが開催レポートとなります。ぜひ、ご覧くださいませ。

イートインしながら本を楽しめるブックカフェのBOOK LAB TOKYO。参加者と登壇者の距離は近く、親しみのある雰囲気の中、今回のイベントが始まりました。

まずは、登壇者それぞれのプロフィール紹介。

弊社 柴田は、高校卒業後調理の専門学校で料理を学びました。卒業後はヨーロッパを中心にバックパッカーの旅へ。帰国後、2社の会社を経て2013年にonakasuita株式会社、2015年に株式会社mannnakaを立ち上げます。
門前仲町と茅場町に2店舗の飲食店経営とオウンドメディアを通して企業と消費者の共創マーケティングに特化したプロモーション・経営・ブランド戦略を行っているというお話をいたしました。
一見2つの会社は別々のものと思えますが、どちらも「食」とは切っても切れない関係を持っています。

一緒に登壇いただいた方は、好きで好きで仕方なかった食の分野で仕事をつくり、起業された高本絢子氏。
大手外資コンサルティング会社に勤めていたこともあり、はじめは反対されていたそうです。しかし、幼少期から農業と関わりがあり、そのときの体験や休日に訪れているファーマーズマーケットでの体験を通して、生産者を救いたい、生活者とのパイプ役になりたいという気持ちが活動する原動力となって会社を興し、活動をされていて、とても熱くお話されていました。
生産者についてキラキラと目を輝かせながらお話している表情から、心の底からこれまで関係を築いてきた生産者の人たちが大好きだということが伝わってきました。

 

その次は、弊社 柴田と高本氏のトークセッション。
今、「食」の分野で起きている課題が私たち消費者や生産者にどんな影響があるかというテーマを2人の目線からお話いたしました。
こだわって生産されている方はたくさんいるが、稼げないことや後継者がいないことから衰退しており、このままいくと良い作り手が日本からいなくなってしまうと高本氏はお話されていました。
対して柴田はJAに買い取ってもらうことがメインになっていることや、作っても量がはけないことから農業リノベーションが起こせないことなどについてお話させていただきました。

生産者の課題を解決するために、なかなか接することのない生産者と消費者との接点をつくり続ける高本氏と、JAに卸しきれず、余ってしまう作物を都会で販売する経路を作る柴田。
2人の解決方法は違いますが、共通しているのは「生産者の想い」です。
生産者が自分自身とどこまで向き合っているかが鍵となります。
「売上」ではなく「夢」。
苦労して育てた作物は自分の子どものような存在です。良い人の手に渡ることは結婚するようなもの。お金ではなくどのような人に届けるか、そして自分たちはどうなりたいか。
3年後、5年後にどうなっていたいかのビジョンが明確になっている人の力になりたいと2人は考えます。自分を問いただすことで、課題が抽出できます。
どんな人のところへ届けたいか、どんな自分になっていたいか。それは生産者に限らないことだと思いました。「人としてどう在りたいか」ということを、もっと自分と向き合って考えていきたいですね。

彼らの想いが実現するために、高本氏は今後「嬉しい経済圏をつくりたい」とお話されていました。作り手、売り手、買い手、みんなが「こうなったら嬉しい」が循環する経済圏、コミュニティを作りたい。収益ではなく質や満足度を重視した小さなコミュニティであっても成立する仕組みづくりに取り組むそうです。
また、柴田は「生産者の競合関係をつくりたい」とお話いたしました。JAからもらった酵母や苗を使うのではなく、生産者が切磋琢磨してよりよいものを作れることがさらなる発展につながると考えています。
そのためには、自分に合ったものを選択する力をもつこと、愛着をもって買えるものがあることが大切です。

 

真面目な話だけでなく、参加者への問いかけや笑いを交えたトークセッションの後はワークショップ。
その前に、小休憩をはさんだのですが、新宿御苑近くで日本全国のいろいろな食材を入れたおやきを作っているおやきカンパニーさんのおやきをいただきました。

島根県の海士町で作られた「本氣米」と「あかもく」という海藻が包まれた食事系おやきと摘果された煮りんごと国産のあんこを閉じ込めたスイーツ系おやき。
おやきの中心に入ったナスのみずみずしさともちっとした本氣米は食べ応え十分です。味噌の甘味が本氣米のうま味を引き立たせます。
また、摘果されたりんごの甘酸っぱさとあんこのまろやかな甘さは相性抜群でした。
片手で手軽に食べられるおやきを頬張りながらの会話は盛り上がりました。

 

おやきを食べて少しお腹が満たされたところでワークショップに入ります。
高本氏主催の地域発の商品・サービス作りを体験出来る「うれしいモノコト会議」をしました。
高本氏がサポートしている「本氣米」&「こだわりのりんごシードル」を味わいながら企画考案のワークショップを行います。

商品づくりの前に取り組むのが「自分と食とのつながり方」についての理解です。
普段自分がする消費行動を紙に書きだすことで、消費者としての自分を知ることができます。
お米チームとお酒チームに分かれて、自分の考えをアウトプット・他人の考えをインプットすることで、自分以外の人の観点や気付きを取り入れます。
生産者が値段をつけるときに直面する課題が自分のもつ観点に固定されてしまうこと。金銭感覚がつかめないため、作るけど売れない・売れても赤字になってしまうそうです。
その認識のギャップ、違いを埋めていくために重要な作業の一つになっています。

さて、いよいよ商品のPRです。売り手の立場になって、買いたくなる仕組みづくりを考えます。
試食・試飲した「本氣米」と「こだわりりんごシードル」の生い立ちを聞き、届ける人やどんな人が喜んで購入してくれるか、どんな言葉が響くか話し合いました。
「おいしい!」と舌鼓しながら話し合っている参加者の皆さんの表情はとても生き生きとしていました。

 

各チームで考えたPRはどれも素晴らしく、着眼点は様々でした。
「うれしいモノコト会議」は売り手も買い手も作り手も同じ目的をもってチームになります。対等な関係を築き、商品に対する愛情も深まっていきます。
最後は登壇者も交えたインタラクティブセッション。
トークセッションのあとの小休憩やワークショップで交流がすでにあったため、参加者同士、参加者と登壇者、話が尽きませんでした。
イベント終了後も盛り上がりました。高本氏と今後、生産者と消費者をつなぐ活動をする話をする人も見られました。

 

生産者と消費者、作り手と売り手と買い手、それぞれの立場はあるとともに「食」に対する関わり方も様々です。
このイベントをキッカケに幅広い視点や観点から普段とは違う立場に立って「食」に対して考えることの大切さを学ばれたのではないでしょうか。
また、弊社 柴田雄平と高本絢子氏のお話から、それぞれの立場に立つ前にみんな一人の「人」であること、在り方や先のビジョンを描くことでサポートしてくれる仲間ができること、切磋琢磨し合えるライバルができることを再確認できたと思います。

この度は、ご参加いただいたみなさま、高本絢子氏、another life.のみなさま、誠にありがとうございました。

 

以前、another life.にて、弊社 柴田雄平のインタビューをしていただきました。
よろしければ、ご覧ください。
インタビュー記事はこちら

another life. 高本絢子氏インタビュー記事はこちら

another life.今回のイベントページはこちら

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